コバルトブルーに
輝く青池
十二湖最大のみどころは、白神山地有数の景勝地で鮮やかなコバルトブルーに輝く青池です。
表面積975平方メートル、水深9メートルの池には、朽ちたブナの大木が横わたり、池底に倒れた木が見えるほど透明でありながら、インクを流したようなハッキリとした青の湖面が神秘的です。完全に自然が作り出した色味、青く輝く水面は、周囲の樹々を鏡のように映し出し、時間帯や角度によって色合いが変わり、幻想的な雰囲気を醸し出しています。
濃紺に近い水面から透き通るような水色へ変化してゆく様はまさに神秘的。その神々しいまでの幻想的な美しさは青森有数のパワースポットとしても有名です。
青森の厳しい冬でも水温が1年を通して9℃を保たれ、池が凍ることがないことから、その吸い込まれそうな透明度を保ち、青く見えると言われています。
沸壺の池・青池コース33の湖沼群
十二湖は、白神山地西部に位置するブナ林に囲まれた33の湖沼群の総称です。
1704年に発生した大地震による山崩れによってできたといわれており、崩山から眺めると12の湖沼が見えたことから十二湖と呼ばれるようになりました。
特に「沸壷の池」の湧水は「青森県の名水」にも選ばれており、「青池」と同じように青色の湖水が美しく必見です。
33の湖沼群すべてに特徴があります。散策するには約6時間。散策はお時間やご自身の健脚レベルに合わせてご散策ください。